再夏

拳 Verse

カーテンの隙間から漏れる日差しが
有無言わさず掻き立てる期待感
誘われるままにドア開いた
いらない靴下 少し勇み足で

去年と同じ色褪せたサンダル
頭じゃなく胸に投げた判断
きっと もう分かってた賛成か反対
「なんでか?」って、だって雨は止んだ

ずぶ濡れだった服
装ったクール 放り出し熱くなって
火傷するくらい真っ直ぐに
エンディングはわからないさ
だから今、会いに来た

Hook

また会えたね
雨が上がって
晴れ渡っていく
ダンダンダン
胸が高まる
きっと終わらない
夏になる

拳 Verse

太陽だって味方
じめっとしてたって勝手に乾く
ただ、ぼーっと立っていたら
急かすように蝉が鳴く

空澄み渡り 育つ向日葵
度が過ぎた活気 お祭り騒ぎ
ドラムに代わり叩いてる
胸が予感に はしゃいでる

いつか光った線香花火には
もう手を伸ばしても届かない
でも、この今が幻想じゃないなら
ここから火をつける物語

きっと今度は空に咲く
伏せてた想いが言葉になる
祭りを彩る葉月の色
熱い時求め 今、夏に飛び込む

Hook

また会えたね
雨が上がって
晴れ渡っていく
ダンダンダン
胸が高まる
きっと終わらない
夏になる

拳 Verse

夜風が顔を撫でて
ふと、その行き先眺めて
手を広げて遮ったって
すり抜けてく またねって

いつか巡り会えたら
だけど同じ風はない
1度賽を投げたら
2度とゼロに帰らない

きっと何もかも同じは無いが
この気持ちは確かだ
待ち焦がれた季節が今
また夏が来た

Hook

また会えたね
雨が上がって
晴れ渡っていく
ダンダンダン
胸が高まる
きっと終わらない
夏になる