悠る

Hook

はるか先にある
靡いてる雲ばかり見てる
ただゆったりと
無駄に今を噛み締める

作 Verse

富士の方に降り注いだ
熱は蟻のように背に届いた
鳶も羽伸ばし泳いでる
空が塞いでくる目で覗いてる

瞑っても瞼の裏の映像
現実と夢のコラボレーション
酸素は今日、潮と来てる
媒介無い波の音を入れる

ぽつんと過ごす自分と同じで
地に引っ張られるこの水の先で
誰か生きているそれだけでいい
昨日も明日もどうでもいい

グラスに詰められたヒトとモノ
なみなみ注がれるカネとコウドウ
全てぶちまけコレだけでいい
俺と自然と間があればいい

拳 Verse

気づけば夜
久しく夕焼けも見れてない
時間に余裕がねえような生活から抜け出して
今、車で
海に着くまで

好きなタイミング
無駄にタバコふかしに
寄るパーキング
のらりくらり気ままブラリ旅
ただゆったり
カーステレオ流す my list 鼻歌混じり

一時停止 もしできれば完成 そんな空気感
それでも永遠はなく風に吹かれて
結局全ては宙に舞う

でも未完成だから日々は青い
なんでもできる俺らまだ雛鳥
なだらかに漂う水面に
ゆっくりと陽が落ちる

Hook

はるか先にある
靡いてる雲ばかり見てる
ただゆったりと
無駄に今を噛み締める

Giraffe Verse

忙しない日々 たまの休日
当てもない旅 音とコーヒー
何も無い意味 だけど充実
味の無いLife 今日はもういい

いつも放置な自分と素直に
傷も多いがやっと向き合える
癒える瞬間さえ感じる巡り
入れるスイッチ 星空と煙

息と現実を吐露
自然の一部 地球と共存
何をしてても時間ならgoes on
ならこんな無駄さえたまにはどうよ

理想へキックオフ
今問う内なる扉へピンポン
恥じとも言えるこんな逃避行
これがあるから進めるぜきっと

聖人 Verse

差し込む朝日 目を細める
心の余裕 時間を届ける
朝なのに大人しい目覚まし時計
ゆったりとした空白の予定

空に鳥 地には森
寝転がってみてもいい
緩く緩く 早過ぎず
時間にあえて逆らうchill

耳に残る川のせせらぎ
この景色を残す携帯に
目的なんてない珍道中
立ち止まってみては深呼吸

無駄であっても捨てられないから
だから楽しむことは明らか
ヒマな日だって時には必要
だから日々を大事に過ごす

Hook

はるか先にある
靡いてる雲ばかり見てる
ただゆったりと
無駄に今を噛み締める